2010年 03月 10日
農薬
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農薬は基本的に害虫と呼ばれる虫を殺すために、農家の皆様には必要です。
ですが、
その害虫と呼ばれている虫は、ウンカ、カメムシなど。
ウンカは発生すると、瞬く間に稲、米、を食べつくす。
ウンカが発生しているところは、田んぼの中でも丸く刈られているようになって
いるので、よくわかる。
カメムシはお米に黒い点がついている。
その他いろいろ害虫はいます。
米屋でよくお目にかかるのが、カメムシが食べた後。
玄米が黒くなっているので、わかるし、カメムシがついていると、
お米の等級が一気に下がり、値段も一気に安くなっている。
よく農家の人と話をしていてやはり、カメムシの駆除に農薬を数回まかなければ
ならないと聞きます。
これも見栄えの問題で、味にはなんの変化もない。
矛盾しているのが、
味や健康にははっきり言って、なんの害もない。ただ見栄えが悪くなる
という観点から見ているだけ。なのに販売するときに愕然と値段が変わって
くる。それなら、販売に重点を置いている農家の人には、農薬をまかないと
売れない。
一番の矛盾点が、カメムシがついているお米は等級が一気に下がるという法律。
だから、農薬をまく。複雑に絡んでいるのが、それを商売にしている農協。
農薬を売らないと農協の商売にならない。その点からみると、カメムシの存在は
うれしい。ここまで、浸透し、ここまで大きな商いになっている「農薬」という
ビジネスをおそらくやめることは非常に難しいし、それで生活を立てている人も
実際にはいる。
難しくしているけど、ようはカメムシや害虫を根本的に敵視し、殺すために農薬を
まいているが、その害虫と呼ばれる存在は決して悪ではない。
ただ、人間の見栄えという観点の犠牲になっている。
カメムシがいてもおいしいお米はおいしい。
野菜にしてもおそらく同じような法律がつくられていると思う。
規格、形を整えないと野菜として販売ができない。
自然の世界では大きい虫は小さい虫を食べるという弱肉強食の世界がある。
昔、農薬が使われていない時代には稲についている小さい虫をカメムシという
大きな虫が食べるという、様々な自然の法則が働いていたらしい。
それが、人間の大きなエゴや、悪意によってゆがめられているような気が
してならない。
今のシステムも悪いわけではないし、今の農薬を使用することも農家の人にも
かかせない。
ただ、矛盾点はあるなぁと思います。
坂本米穀 市場店
〒714-0092
岡山県笠岡市十一番町11-4
TEL:0865-62-2311
FAX:0865-63-1905
e-mail:info@sakamoto-komeya.com
坂本米穀ホームページ
ですが、
その害虫と呼ばれている虫は、ウンカ、カメムシなど。
ウンカは発生すると、瞬く間に稲、米、を食べつくす。
ウンカが発生しているところは、田んぼの中でも丸く刈られているようになって
いるので、よくわかる。
カメムシはお米に黒い点がついている。
その他いろいろ害虫はいます。
米屋でよくお目にかかるのが、カメムシが食べた後。
玄米が黒くなっているので、わかるし、カメムシがついていると、
お米の等級が一気に下がり、値段も一気に安くなっている。
よく農家の人と話をしていてやはり、カメムシの駆除に農薬を数回まかなければ
ならないと聞きます。
これも見栄えの問題で、味にはなんの変化もない。
矛盾しているのが、
味や健康にははっきり言って、なんの害もない。ただ見栄えが悪くなる
という観点から見ているだけ。なのに販売するときに愕然と値段が変わって
くる。それなら、販売に重点を置いている農家の人には、農薬をまかないと
売れない。
一番の矛盾点が、カメムシがついているお米は等級が一気に下がるという法律。
だから、農薬をまく。複雑に絡んでいるのが、それを商売にしている農協。
農薬を売らないと農協の商売にならない。その点からみると、カメムシの存在は
うれしい。ここまで、浸透し、ここまで大きな商いになっている「農薬」という
ビジネスをおそらくやめることは非常に難しいし、それで生活を立てている人も
実際にはいる。
難しくしているけど、ようはカメムシや害虫を根本的に敵視し、殺すために農薬を
まいているが、その害虫と呼ばれる存在は決して悪ではない。
ただ、人間の見栄えという観点の犠牲になっている。
カメムシがいてもおいしいお米はおいしい。
野菜にしてもおそらく同じような法律がつくられていると思う。
規格、形を整えないと野菜として販売ができない。
自然の世界では大きい虫は小さい虫を食べるという弱肉強食の世界がある。
昔、農薬が使われていない時代には稲についている小さい虫をカメムシという
大きな虫が食べるという、様々な自然の法則が働いていたらしい。
それが、人間の大きなエゴや、悪意によってゆがめられているような気が
してならない。
今のシステムも悪いわけではないし、今の農薬を使用することも農家の人にも
かかせない。
ただ、矛盾点はあるなぁと思います。
坂本米穀 市場店
〒714-0092
岡山県笠岡市十一番町11-4
TEL:0865-62-2311
FAX:0865-63-1905
e-mail:info@sakamoto-komeya.com
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by sakamotokomeya
| 2010-03-10 17:02