お米の味

最近つくづく思うことが、

お米の味は食事によってもおいしさが違うということです。


カレーに合うごはんは少し硬めで、もちもちしていないご飯があいます。

品種でいうと、アケボノ、朝日、が合うと思います。

さらにそれらのお米を５分搗き、か７分搗きにすると、さらに硬くなり、お米とカレーが

よくあいます。


洋食、及び、中華料理には、もちもちしたごはんがあいます。

どちらかというと、洋食や中華料理は油を使う料理が多いです。

油を使うと、少し口の中に油が残ります。

その油は少し、ごはんの味を鈍らせます。その料理に負けないお米というと、

コシヒカリ、ヒノヒカリなど、粘りが強いお米が合います。

今の食生活は洋食が中心となっています。

そのため、コシヒカリ、の系列のお米がおいしいと感じるのです。


和食はどちらかというと、あっさりした食事が多いように思います。

そのあっさりとしたお米にあうのは、岡山の品種でいうと、

アケボノ、朝日です。この品種は味が薄いです。

そして、それほど粘りもないお米です。

今は朝日を植えられている農家の方は減ってきています。

ですが、これらの品種は昔から植えられている品種なんです。

さらにいうと、これらの品種は香りがいいように感じます。

嗅いだときにお米の糠の成分の臭いが多少薄いように感じます。

さらに炊き上がりの色が白いんです。


その時代に合わせてお米も進化しています。

品種改良を重ねていき、暑さに強いお米や、コシヒカリのように粘りの強いお米など、

お客様のニーズに合ったお米が作られているのです。

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